落書き投下。追加。追加。追加。そして追加。


男と男と男と男…男ばっかりかというところで終わってた気もします。
いつか自分の為にも脳内を書き出したいですね…。

追加。
黒いヴェールの女。髪の毛アップでおくれ毛だけ巻き毛だった気がします…が、まあ、いい…です…

リディット隊長。髪の毛は黒く染めてます。

ハイデリヒさん。ボーっとしてたらコーヒー入ったままのカップに紅茶注いでしまって、悔しいけど勿体ないから飲んでますがさすがに美味しいとは言い難い…

若かりしファルドさん。

続きに、6年くらい前に公開してたこの絵関係の駄文抜粋載せておきます。
文章のプロではないので色々ごめんなさい…(´▽`)
血とか刺すとか駄目という方もすいません。随分放置してるんですが、終わらせたいですね…
*****

「……」
彼は、窓を堅く閉ざしてソファに腰をかけていた。
瞳を閉じ、耳を塞ぐ。
何も聞こえない、何も見えない、この部屋には彼しか存在しない。
しかし。
時計の針の音よりも静かに、圧倒的な存在感でそれは現れる。

『御機嫌よう』

「……」
ソファに座ったままの彼の肩に白い指が滑る。彼の首元を爪の先で薄く撫で、その美しい銀髪を指に絡めた。
『耳を塞いでも無意味ですわ、ハイデリヒ』
その、赤い爪に彩られた指が静かに、静かにハイデリヒの手を耳から剥がしていった。
「…また、お前か」
目蓋を上げると、黒いドレスの女が口許を綻ばせる。
『つれないこと』
観念したハイデリヒがソファに項垂れると、女は嫋やかに隣へ腰を下ろした。
「何がしたい。何故俺の前に現れる」
『邪険になさらないで。わたくしは貴方の望みを叶えて差し上げたいの』
グレーのヴェールで覆われた瞳がハイデリヒを見遣り、それをハイデリヒは忌々しく返す。
「お前に叶えてもらうような望みなど無い」
『…正確には、貴方の望みではないかもしれないけれど』
女は甘ったるく喋り、ハイデリヒの銀色の髪をひと房持ち上げ、蝋燭の光に透かしてその煌きを眺めた。
微かな麝香の香りに眩暈がする。
「何人か…狂った者達を俺は見てきた。その、発狂の場を」
『えぇ…』
「お前の姿は、狂った本人か俺にしか見えてないらしい」
『勿論』
「おまけに―――…」
『!』
言い終えぬうちに、隣に腰をかける女の胸元へナイフを突き立てた。
鈍く突き刺さり、肋骨で切先は止まる。
確かに、感触は有る。

「仲間が狂う度に、何度刺したか解らない」

『…』
「喉を裂いても、胴を薙いでも、お前はまた俺の前に現れる」
『…女の胸にナイフを突き立てるなんてどういうこと?』
女は一滴も血が出ない胸元からナイフを引き抜いて、不機嫌にそれを抛った。
ハイデリヒは、何事もなかったかのように傷口が塞がっていくのを横目で見遣り、今度はテーブルの蝋燭を頤指する。炎が揺らめいた。
「アレだとどうなる、」
『あら…。そういうのがお好きなの?』
クスクスと笑う女はテーブルに片膝を乗せ、溶けて流れる蝋を赤い舌で舐め上げ、見せ付けるように蝋燭の火を口に咥えた。

辺りが、闇に呑まれる。

『熱くありませんわ。燃える事もありませんわ。なにをしても、無駄な事』
ハイデリヒの耳元で、赤い唇が弧を描いた。
「ならばその両手首、両足全てに杭を打ち込んで、そこの蝶に並べて飾ってやろう」
近距離にせまった女を捕らえようと、振り返ったが――…。


静寂に満ちた部屋からは、返事など返ってはこなかった。


今この部屋には、ハイデリヒしか存在していない。
そして先程から。ずっと。

「……」
ナイフで穴の開いたソファに手をやり、憎憎しげに真綿を引きずり出すとテーブルに投げつけた。
近頃、記憶の無い時間が多くなった。
数時間ほどの短い間だが、気がつけば、いつも目の前には裂かれた娘の血が溢れている。
いつもいつも、決まって銀色の髪の娘だった。
それは防ぎようもなく、決まって前兆のようにあの女が現れるのだ。

「…ッ」
意識が遠のく酷い眠気の中、ハイデリヒは重い身体をどうにか動かし己の両足を拘束した。部屋の前で待機していた近衛兵には両手首を鎖で拘束させる。
五時間。
何があろうと、自分が何を言おうと、その間は決して誰も扉を開けないようにと念を押し。
自分に出来ることはこれだけだ。
防ぎようが無い。手足を拘束したところで無意味かもしれない。
静謐な部屋で、床と手首に巻かれた鎖が擦れて無機質な音をたてた。
ぼんやりと見る室内が徐々に霞んで行き、そして脳が侵されていく。


あぁ、よもや自分も狂うのではないか。


親友にすら打ち明けられない事実を胸に、ハイデリヒは意識を手放したのだった。


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